Facility
院内設備
当院の滅菌への取り組み
- STEP01
-
洗浄
まずは洗剤を使って手洗いします。
- STEP02
-
超音波
超音波が発生する装置にかけ、細かい振動でさらに汚れを落とします。
- STEP03
-
滅菌パック
1セットずつ滅菌パックに入れます。
- STEP04
-
オートクレーブ(滅菌機)
オートクレーブという機械に入れ、滅菌を行います。
- STEP05
-
基本セットの完成
滅菌が完了したら、滅菌パックのまま保存し、治療の際に取り出して使用します。
新しい治療
歯周病原菌 細菌検査

5つの細菌の数と菌の比率を検査し、歯周病の危険性を調べます。
検査項目
- P,g菌
- 歯周ポケットの奥に生息し、ひどい悪臭を発生させる菌です。歯茎の炎症や歯を支える骨を溶かしたりします(慢性歯周病に深くかかわっている菌)。
- A,a菌
- 侵襲性歯周炎にかかわりのある菌です。体に侵入した細菌やウイルスを攻撃する白血球に対する毒素を作ります。
- T,d菌
- らせん状の細菌で、歯周病の病状を更に悪化させる菌です。免疫を抑制する成分を持ち、抗体が作られません。
- T,f菌
- P,g菌やT,d菌とともに検出されると、歯周病のリスクが高いといえます。
- P,f菌
- 女性ホルモンによって発育される菌で、思春期・妊娠ホルモン関連性歯周炎を引き起こします。
-
採取方法
- ガムを5分間噛んで専用カップに吐き出し測定
- 綿棒などでプラークをとって測定
-
注意点
- 検査の一時間前の飲食、歯磨きはしないでください。
- 検査当日の殺菌剤配合した洗口液は使用しないでください。
※検査結果が出るまでは一週間くらいかかるので、次回来院の際に結果をお話しさせていただきます。
う蝕関連細菌(むし歯) 細菌検査

う蝕に関わる3つの菌を測定し、菌の数と比率を調べます。
検査項目
- S,m菌
- 歯の平滑面に対して強い付着能を有して、プラーク(歯垢)を形成させます。
- S,s菌
- 口腔内に存在し、う蝕(虫歯)の原因菌のひとつで、近年では別名虫歯菌と言われています。
- 乳酸桿菌
- Phが低くても存在をし、いったんできてしまったう蝕の穴などから検出され、う蝕の拡大にかかわっている菌です。
-
採取方法
- ガムを5分間噛み、分泌された唾液を専用カップに吐き出し検査します。
-
注意点
- 検査の一時間前の飲食、歯磨きはしないでください。
- 検査当日の殺菌剤配合した洗口液は使用しないでください。
※検査結果が出るまでは一週間くらいかかるので、次回来院の際に結果をお話しさせていただきます。
ガイデッドサージェリーで精密なインプラント治療を

当院ではインプラント治療の際、ガイデッドサージェリーを使用しております。
ガイデッドサージェリーとは、事前にシュミレーションを行い、その通りにインプラント手術を行うためのガイドサポートのことです。
いきなり見えない骨の中にドリルを入れるような手術は、どんなに腕のいい歯科医師が行っても必ずリスクがあります。
ですので事前に歯科用CTで撮影した3Dの画像上で模擬手術を行い、手術用のテンプレートを作成します。当日はそのテンプレートを口の中に装着し、シュミレーションと同じように手術を行っていきます。
MTAセメント

MTAセメント(プロルート)は、歯から骨にむけて空いている穴を埋めるのに開発され、神経を守るために使用するものです。
光重合型レジン

歯の表面に現れる白い斑点のようなものはホワイトスポットと言われ、初期の虫歯に分類されます。
従来は白いところを削りプラスチックで詰めたりしていましたが、光重合型レジンは歯を削らずに改善できる革新的な治療法です。
-
メリット
- 歯を削らない。
- 痛みがない。
- 作用が出るのが早い。
-
注意点
- 奥歯は治療できません。
- 治療後には歯を白くするホワイトニングができません。
- それぞれの口の状態には個人差があります。